この度、第36回写真の町東川賞特別作家賞を受賞し、それを記念した受賞作家作品展が東川町文化ギャラリーにて写真展が行われます。
以下、東川町のサイトより抜粋:
第36回写真の町東川賞受賞作家作品展
2020年で36回目を迎えた写真の町東川賞の受賞作家は、ロシア・サンクト・ペテルブルク在住のグレゴリ・マイオフィス氏が海外作家賞に、国内作家賞に東京都在住の長島有里枝氏、新人作家賞に沖縄県在住の上原沙也加氏、特別作家賞に東京都在住の髙橋健太郎氏、飛彈野数右衛門賞に神奈川県在住の鬼海弘雄氏(2020年10月19日ご逝去)にそれぞれ受賞が決定いたしました。本来であれば、2020年夏に東川町の夏の一大イベントとして東川町国際写真フェスティバルと共に授賞式を開催する予定でしたが、この度の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、2021年3月に授賞式関連事業を延期し開催することといたしました。オープン初日には東川賞授賞式も開催し、受賞作家の皆様にもご来町いただきます。5名の受賞作家作品展を存分にお楽しみください。
また東川町内各所にて、歴代東川賞受賞作家屋外写真展もスタート。
こちらは9月1日までのロングランで開催予定です。
会期:2021年3月30日(火)~5日5日(水) 10時~17時
※3月30日のみ15時15分~19時
会場:東川町文化ギャラリー(北海道上川郡東川町東町1丁目19番8号)
入場料:100円 ※中学生以下無料/※3月30日・31日は無料開放
主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町
<同時開催> 写真甲子園2020本戦大会出場校作品展
——————————
受賞にあたり、コメントを東川国際フォトフェスティバルのウェブサイトに「作家の言葉」として載せていますが、以下に引用します。
https://photo-town.jp/special
「
この賞を受賞出来たのは全て、一世紀近くを今も元気よく生きておられる菱谷さんと松本さんが、彼らの人生の中に私を受け入れてくださったからこそ叶ったことです。素性のわからない「フリーランスの写真家」という怪しい肩書きにもかかわらず、図々しくも食事から寝泊まりまでご一緒させていただくことをお許しくださったお2人には感謝してもしきれません。
『A Red Hat』の題材になっている生活図画事件は1941 年に旭川師範学校で起こりましたが、あの時代と同じなのではと錯覚するほど不寛容な現在の世相に対し、自分の態度はどうあるべきか、と常に自問自答を繰り返しています。
その中でこのような機会をいただけたことは、まだ私の写真が「思考の契機」になる可能性を持つのかもしれないと背中を押してもらった気持ちです。改めて、今まで自分と関わってくださった全ての方々に深く感謝申し上げます。どうぞこれからもよろしくお願い致します。
」